urimimuの日記

2014年  読書記録+X

25-◎ はまって行きます。 山本周五郎

山本周五郎 長編小説集 第7巻

 赤ひげ診療譚・おたふく物語

 

赤ひげ先生は知っていたけれど、山周が原作とは知らなかった。

本物は自分だけ一流なだけではなく、人を育てられる人だと思っていたが、この話が、そういう物語とは思ってもいなかった。

おたふく物語は、女性の魅力って何?と考えさせられた。

こういう人がそばにいたらどんなにか楽しいか。

人生を真正面から受け止め、やさしく自分らしく、繰言を言わず、悲しさも苦しさも自分のものとして、明るさを失わず生きていく。

おしずは人生の勝利者だと思う。私もそう生きたいものです。