urimimuの日記

2014年  読書記録+X

26-○ 高校生の頃からの友人と同姓同名の作者・・・読まなきゃね。

 

女中譚

女中譚

 

 偶然隣に座ったおばあさんの一人語りを聞くようなストーリー。

聞く気はないのに、ブツブツ言っているのが聞こえてくる。

誰に褒められることも無く、陥れることも無く自分として生きてきた。そんなおばあさんが見てきた人々、語らずにはいられない何かがあるのだろう。

読んでいるときはさほど面白みが感じられなかったが、後になって、感じるものが染み出てきた。