urimimuの日記

2014年  読書記録+X

映画「アルゲリッチ私こそ音楽」を見て

昨日は映画の日だったので、「アルゲリッチ私こそ音楽」を見に行った。是非と興味を引くものは他になかった。

彼女のことは知らなかったので、youtubで彼女のピアノを聴いた。このピアノを聴けるなら映画を見ようと思った。

彼女は3人の娘がいて、末娘が撮影した映画だった。

フランスの映画にありがちな、アルゲチッチが娘の問いに答えてしゃべる。彼女の現在や過去の演奏もはいる。この映画を見ながら、何か楽しんでいる自分に「どうして」と思いながら、満足感も感じていた。意外なことに私はこの映画に全く退屈をしなかった。

きれいごとは無かった。感動させようともしなかった。反省とか後悔も無かった。夢や希望も語らなかった。

ただアルゲリッチという人がいる。彼女が生んだ娘たちがいる。

これを書きながら、やっぱり感動と言うより満足感を感じている自分がいる。何故なのかわからないけれど。