5-○ 不思議な物語
昨年ノーベル文学賞をとったパトリック・モディアノの作品。図書館の新しく入った本のコーナーにあったので、新しい作品かと思った。何のことは無い、ノーベル賞作家になったので入れたのだろう1975年の作品だ。
訳わからずはじまって、途中で引き込まれ面白いかも・・と、最後はやっぱり訳わからず。人の想像力ってやっぱりすごいと感じさせた作品。
ついつい自分の理解できる作品を読んでしまいがちだが、好き嫌いを通り越して、本を読む、導かれたものを読むというurimimuの読書日記本来の目的にかなった本だった。もっともっと知らない世界にふれることのできる作品に出会いたい。
父亡き時代というが、子供にとって(特に男子)父とはこんなにも恋しいものなのか?