urimimuの日記

2014年  読書記録+X

5-◎ 独立研究者・・・その意気やよし

 

数学する身体

数学する身体

 

 荻上チキのミッドナイトセッションでこの著者を知る。

数学とは程遠い人生を送る私だが、とても引き付けられる話だった。

前半は数学の一つの流れについて書かれていたが、ちょっと難しかったが、興味深い。

後半は、タイト通り「数学する」。これはとても、興味深く、納得する事が多かった。

岡潔氏の著作は、ぜひとも読みたいと思った。その人の情緒の中で、数学する事が育っていく・・・と私は理解した。

私の仕事であるトリートメントやマッサージも同じだなと思う。自身の精神を広め、深め、浄めていくことの上にその先が開けるのだ。

大学や、研究機関に属さず、「数学する」不安定かもしれないが、それは自由ということだ。 自由な心のないところに、真の研究はないのではないか?

久しぶりに、心揺さぶられるものに出会った感がする。