urimimuの日記

2014年  読書記録+X

YOUTUBEで八重の桜を見たー◎

           2012年のNHK大河ドラマ。この時は仕事の都合で観ることができなかった。新島襄の言った一言がどうしても観たい理由になった。それは「彼女はハンサムウーマン」。

どんなに進んだ考え方の人であっても明治時代に夫からハンサムウーマン言われる人にとても興味をもった。この番組は、私の記憶ではそんなに評判が良くなかった・・ようだったが、とんでもない。ここまで踏み込んだものだったとは。

よく目にする明治の立役者、新政府からの見方ではなく、賊軍とされた側からの見方を知ることができすごく良かった。そして、たくさんの血が流されたことを改めて確認した。また、新しい事を始めた時の志や、情熱も。そして何より不平、不満のマイナスのエネルギーをどのように処理したのかという事を見せられた気がした。

歴史は勝ち組の見方から後世に伝えられる。それが私たちが学校で教わることだ。自分で学ぶ気持ちがないと、また、そういう志のある人のおかげで、色々な方向から一つの事実を検証できるのだと思った。もっと異なった方向から見てみたい。

今の私たちには特別ありがたくも、なんとも無い事が、どれ程の犠牲や、血によって、私たちに届けられたことかと。今更ながらではあるけれど。

八重さんの生き様はかっこいいとしか言いようが無いけれど、同志社女学院の女性たちはとても口が強かったのには驚いた。昭和生まれの私でもあんな風に言いたいこと言った事はない。もしかしたら、私はあの明治の女性より遅れているのかもしれない!