3-◎ 三浦しをんってやっぱり (⋈◍>◡<◍)。✧♡
今年は幸先よく3冊がとても面白い。
73歳の男性の人生の受け止め方、女性の私も他人ごとではなく受け止めた。
二人性格も環境も異なるが、なぜか友人。それもなくてはならない。
そんな友人がいても、自分を見限って家を出て行った妻の存在はまた別のもの。
自分と向かい合い、下手なプライドをわきに置き自分を見限った妻、娘家族の元に会いに行く。もちろん拒絶。その後、源の弟子の仲良い。人を引き受けてしまった為に妻に協力を頼むも、もちろん拒絶。そこであきらめずに、毎日葉書を書き出した。その文面が良い。それを書きながら、自分の本音に気づいていく・・。このように本当の自分を勇気をもって生きだすと、現実は変わっていないのに、今までと異なる風景を感じれるようになる。そんな大事な現実を、さらっとリズム感の良い楽しい人々を通して作新に仕上げている作家のすごさを感じた。
三浦̪しをんの特徴である仕事は今回は「つまみ簪」私も七五三の時に付けたっけ。着物を着れたことより、この髪飾りが可愛くて嬉しかったことを思い出した。もう半世紀以上前の事である。