urimimuの日記

2014年  読書記録+X

17-○?  久しぶりに赤川次郎

鼠、タヌキ囃子に踊る(赤川次郎

20代のころよく赤川次郎を読んでいた。

そのころを思うとまさか時代もの?で書くとは想像もつかなかった。

ので、思わず手に取ったのだが・・・。

慣れない・・というのが感想。もう1~2冊読んでみようか?

 

16-○  初めて読む 聖 龍人

 

殿さま浪人 幸四郎―裏切りの夏祭り (コスミック・時代文庫)

殿さま浪人 幸四郎―裏切りの夏祭り (コスミック・時代文庫)

 

 気楽に読みたかったので選択した。

内容も覚えていないほど気楽に・・・。

5-◎ 独立研究者・・・その意気やよし

 

数学する身体

数学する身体

 

 荻上チキのミッドナイトセッションでこの著者を知る。

数学とは程遠い人生を送る私だが、とても引き付けられる話だった。

前半は数学の一つの流れについて書かれていたが、ちょっと難しかったが、興味深い。

後半は、タイト通り「数学する」。これはとても、興味深く、納得する事が多かった。

岡潔氏の著作は、ぜひとも読みたいと思った。その人の情緒の中で、数学する事が育っていく・・・と私は理解した。

私の仕事であるトリートメントやマッサージも同じだなと思う。自身の精神を広め、深め、浄めていくことの上にその先が開けるのだ。

大学や、研究機関に属さず、「数学する」不安定かもしれないが、それは自由ということだ。 自由な心のないところに、真の研究はないのではないか?

久しぶりに、心揺さぶられるものに出会った感がする。

4-○ 山本一力 最初の作品

 

あかね空 (文春文庫)

あかね空 (文春文庫)

 

 知人に紹介された作家 天本一力。

この作品は直木賞を撮った作品である。これはまあまあかな。つまり±0.

始まりは期待したし、良い話だけれどなぜか読みにくい。

次の作品に期待する。

3-◎ 三浦しをんってやっぱり (⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

政と源

政と源

 

 今年は幸先よく3冊がとても面白い。

73歳の男性の人生の受け止め方、女性の私も他人ごとではなく受け止めた。

二人性格も環境も異なるが、なぜか友人。それもなくてはならない。

そんな友人がいても、自分を見限って家を出て行った妻の存在はまた別のもの。

自分と向かい合い、下手なプライドをわきに置き自分を見限った妻、娘家族の元に会いに行く。もちろん拒絶。その後、源の弟子の仲良い。人を引き受けてしまった為に妻に協力を頼むも、もちろん拒絶。そこであきらめずに、毎日葉書を書き出した。その文面が良い。それを書きながら、自分の本音に気づいていく・・。このように本当の自分を勇気をもって生きだすと、現実は変わっていないのに、今までと異なる風景を感じれるようになる。そんな大事な現実を、さらっとリズム感の良い楽しい人々を通して作新に仕上げている作家のすごさを感じた。

三浦̪しをんの特徴である仕事は今回は「つまみ簪」私も七五三の時に付けたっけ。着物を着れたことより、この髪飾りが可愛くて嬉しかったことを思い出した。もう半世紀以上前の事である。

 

◎ 2 よしもとばなな 時々読みたい 感じたい

 

すぐそこのたからもの

すぐそこのたからもの

 

 時がたつのは早い。子育てしているときは夢中で楽しんでいても、すぐに忘れてしまうほどせっぱつまったりもする。先週「耳をすませば」を偶然見た。これは長男が小学6年のころ見た後感動してポスターを買ってきた映画だとみているうちに思い出した。

もう20年近く前のことだけれど、すっかり忘れていたことなのに、、、。

それと、そのころの息子の様子を思い出した。手がかかったけれど可愛かったなあ。

そんなことを思っていたらこの本に出合った。

近くにある・・・その時にわかるってすごいねえ。息子はもう31と29歳。私なりに大事にしてきたつもりだが、きらきら光っているその瞬間をもう忘れてしまっている。

まあ、そんなものかな。だからこそこれが必要なんだと思う。