苦手としていた古典。それを読む気にさせてくれたのが、田辺聖子氏だ。
昨年「源氏がたり1~3」を読みとてもおもしろかった。自分の読書力ではとても読めなかった古典に親しむことができ、こういう読み方もあるのだとうれしくなった。
「古典まんだら」もそれと同じく、大阪のホテルで行った講演を元に書かれている。(田舎に住んでいるとそのような講演会にいくチャンスはないのが残念)
特に古事記、土佐日記、今昔物語は興味深かった。まだ2冊あるので読むつもり。
もしかしたら、古典を楽しんでいない教師たちに授業でつまらなく教えられたのが、古典への道を狭くしていたのかな?